Q&A(投稿者編)
- DOCUMENTALって何?
- DOCUMENTALには、何を投稿すれば良いですか?
- メディアに購入されやすい映像とかってあるんですか?
- メディアで採用されやすい撮影ノウハウ等があれば教えて下さい。
- 投稿する映像の品質は?
- 動画の長さはどれくらいまでいけるんですか?(容量は?)
- 動画だけですか?写真は投稿出来ないの?
- 編集は必要?しない方が良い?
- 著作権について教えて下さい。
- 肖像権についても教えて下さい。
- 映像に映りこんでいる広告物や商標等は問題無いのでしょうか。
- 価格設定は?
- 購入者との間で成約した(映像使用の権利を購入された)場合、金額はいつ振り込まれますか?
- 身分証の提示はなぜ必要?
1. DOCUMENTALって何?
皆さんが目にするメディア(TV、ネット番組など)は沢山の映像や取材データ、演者であるタレントなどが合わさって構成されています。
昨今では広告費の削減や働き方改革による時間削減などの影響で、番組を構成する元となる映像素材が思うように集められない現状があります。
DOCUMENTALは、そんなメディアが集めにくい映像素材(様々な瞬間映像や現地映像)を一般から広く集め、メディアの制作担当者へ販売(投稿者自身が権利を所持したまま、購入者が映像使用料として支払い)を仲介するサイトです。
2. DOCUMENTALには、何を投稿すれば良いですか?
基本的にはオリジナルの映像作品であれば何でもOKです。※利用規約等に準じたもの
たまたま出くわして撮影することができた、事件・事故、自然災害が起きた瞬間の動画、旅行先で撮った美しい景色、飼っているペットのたまたま取れたプチハプニング動画、過去の映像で10年以上前のものなんかも良いですね。
ちなみにDOCUMENTALが現在最も投稿して欲しい映像は以下です。
〈DOCUMENTALでは、『貴方が熱中する趣味の映像』を絶賛募集中!!〉
例) ペットの可愛い映像/電車の映像/ドローン映像/水中映像など
3. メディアに購入されやすい映像とかってあるんですか?
メディアの使用目的によって求められる映像は変わってきます。
たとえば年始に起きた能登半島地震の特集番組を制作しているスタッフは当時の被害の様子を映した映像がほしいし、旅番組だと綺麗な景色が、ペット番組だったらペットのプチハプニング動画を求めてきます。報道番組や情報番組だと、たまに視聴者提供とテロップが入るドライブレコーダーなどの映像がありますよね。あれは番組スタッフが、視聴者があげたSNSの映像などを使用しているケースです。
結局のところ、何がほしいと思われるかは製作者がその時に担当する番組の内容やテーマ次第なので、こんな瞬間が獲れた!誰かと共有したい!といった動画や写真があれば、まずはDOCUMENTALに投稿してみてください。
ちなみに現在メディア自身では比較的入手困難な映像を一つ挙げるとすると『あなたが熱中している趣味の映像』です。ペットの映像、電車の映像、ドローン映像、水中映像などは、都度撮りに行く事も出来ませんので、もしそういった映像をお持ちであれば是非、DOCUMENTALに投稿してみて下さい!
4. メディアで採用されやすい撮影ノウハウ等があれば教えて下さい。
- 画面は必ず横向きで撮る事。TVは16:9の割合。スマホも横向きなら同じ。
- TVでは汎用性の高い映像は3秒~8秒使うが、固定映像がベスト。できたら4K画像で!
- 動画の場合であっても出来るだけカメラは動かさない。
- パン(左右にカメラを振る)をしたいのであれば頭とお尻の画像を固定する。
- 基本ズームはしない。
5. 投稿する映像の品質は?
最近のスマホは4K録画機能なんかもありますが、そこまで高画質物じゃなくても大丈夫!実はテレビ番組、特に地上波の番組はフルハイビジョン放送すらされてないので、高画質でとってもあまり意味がありません。カメラアプリを立ち上げるとデフォルトでハイビジョン画質に設定されているから、そのまま撮影すればOKですよ。撮影時のポイントとしては、スマホは横にして横長の画角で撮影するのはミソ!テレビ番組を見ればわかるように、画面は横長の16:9というサイズで放送されているので、スマホを横向きにして16:9のサイズにして撮ると、番組にそのまま使用できるようになります。 ㌽!ちなみにフレームレート30Pと60Pであれば60Pで撮る方が絶対良いです。
6. 動画の長さはどれくらいまでいけるんですか?(容量は?)
DOCUMENTALでは10分未満の動画投稿が可能です。
7. 動画だけですか?写真は投稿出来ないの?
DOCUMENTALには動画と画像(写真)が投稿できます。写真であっても、希少性の高いもの(例えば動画でもなかなか手に入らない重要な場面や芸術性の高い写真など)であればメディアが使用する場合も多いです。またテキストベースのメディア記事のようなものですと、画像の方が相性いいこともあるので、画像でもドシドシ投稿してください!
8. 編集は必要?しない方が良い?
編集した動画や画像は、作為性を感じフェイクを疑われかねないのでおすすめしません。最近はテロップも簡単に入れることができますが、編集はメディア側が行うのでテロップなど入れることも避けた方がいいです。
次の質問にもありますが、著作権や肖像権等、他者の権利を侵害する恐れがある場合には処理を施すようにしてください。
9. 著作権について教えて下さい。
貴方自身が撮影した映像や自身で制作したオリジナル映像については、著作権は貴方自身にあります。
DOCUMENTALでは、投稿された映像は投稿者が権利を保持した状態で、購入者は投稿者自身により提示された販売金額及びサイト使用料を支払う事で、(TVやインターネットメディア等の)メディアで映像を使用することが可能(使用する1番組または使用する1ページに限り無期限で使用可)となります。
従って販売後も投稿者は自身の映像に関して、権利を所持したままなので、購入者側が希望する限り何度でも同じ映像を販売する事が可能です。
10. 肖像権についても教えて下さい。
肖像権についてですが、肖像権とは自分の顔や姿態をみだりに「撮影」や「公表」などされない権利です。
そのため、無断で顔写真を撮影する行為や、撮影したものをネット上で公開する行為は肖像権の侵害行為になり得ます。しかしながら他人を撮影すれば全て肖像権の侵害になるという訳ではありません。
例えば、どこで撮影されたかによっても、判断は異なります。観光地の施設やイベント会場など、撮影されることがあらかじめ十分予測できるような場所では、写り込んでいたとしても、肖像権侵害を訴えるのは、難しくなります。仮に撮影した映像に第三者が出演する場合については、出来る限り書面等で事前に同意を得る方が良いです。ちなみに『DOCUMENTALでは出演の同意やネット上での公開に関する同意を得るための同意書がダウンロード可能』です。きちんと同意書があればメディアは安心して貴方の映像を使用する事が出来ます。仮に許可を得ずに映りこんでしまった場合には、個人の特定ができないような処理等を施すようにしてください。また、自分で撮影したものではない写真であっても、その写真を無断で公開する行為は肖像権侵害のおそれがあります。
11. 映像に映りこんでいる広告物や商標等は問題無いのでしょうか。
著作権法30条の2(平成24〔2012〕年6月20日に成立し,同年6月27日に公布された著作権法の一部を改正する法律〔平成24年法律第43号 〕) (付随対象著作物の利用)
- 第30条の2 写真の撮影,録音又は録画(以下この項において「写真の撮影等」という。)の方法によつて著作物を創作するに当たって,当該著作物(以下この条において「写真等著作物」という。)に係る写真の撮影等の対象とする事物又は音から分離することが困難であるため付随して対象となる事物又は音に係る他の著作物(当該写真等著作物における軽微な構成部分となるものに限る。以下この条において「付随対象著作物」という。)は,当該創作に伴つて複製又は翻案することができる。ただし,当該付随対象著作物の種類及び用途並びに当該複製又は翻案の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は,この限りでない。
- 前項の規定により複製又は翻案された付随対象著作物は,同項に規定する写真等著作物の利用に伴つて利用することができる。ただし,当該付随対象著作物の種類及び用途並びに当該利用の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は,この限りでない。
とあります。ちょっと判りにくいと思いますので、文化庁のページの参考例をみてみましょう。
以下はOK(著作者に許可を取る必要が無い)な例です。
- 写真を撮影したところ,本来意図した撮影対象だけでなく,背景に小さくポスターや絵画が写り込む場合
- 街角の風景をビデオ収録したところ,本来意図した収録対象だけでなく,ポスター,絵画や街中で流れていた音楽がたまたま録り込まれる場合
- 絵画が背景に小さく写り込んだ写真を,ブログに掲載する場合
- ポスター,絵画や街中で流れていた音楽がたまたま録り込まれた映像を,放送やインターネット送信する場合
逆に以下は著作権者の許諾が必要となる場合の例です。
- 本来の撮影対象として,ポスターや絵画を撮影した写真を,ブログに掲載する場合
- テレビドラマのセットとして,重要なシーンで視聴者に積極的に見せる意図をもって絵画を設置し,これをビデオ収録した映像を,放送やインターネット送信する場合
- 漫画のキャラクターの顧客吸引力を利用する態様で,写真の本来の撮影対象に付随して漫画のキャラクターが写り込んでいる写真をステッカー等として販売する場合
上記の例でも判る通り、著作権者の許諾が必要なものが撮影対象で無ければ、たまたま映りこんだものについては問題無いという事になります。
12. 価格設定は?
金額の相場は動画の内容によって変わってきます。あくまで参考ですが、、例えば、 災害、事故など公益性の高いもの…¥5,000~¥100,000 名所、風景など…¥1,500~¥30,000 ペットや日常のハプニング動画…¥1,500~¥30,000 といったところでしょうか。
あくまで参考ですので、ご自身で撮影された映像が希少だと思うのであれば思い切ってそれ以上の価格で出品しても良いかもしれません。
13. 購入者との間で成約した(映像使用の権利を購入された)場合、金額はいつ振り込まれますか?
購入側との契約が成立した翌月の末日にDOCUMENTALの運営会社より投稿者が指定した口座へ支払われます。
14. 身分証の提示はなぜ必要?
購入側がTV等のメディアで投稿者の映像を使用したい際に、身元が不明な方の映像だと第三者の映像を転載している等の懸念から番組等で使用出来ないケースがあるためDOCUMENTALでは、事前に身分証の登録を推奨しております。あくまで、『投稿者は身元がはっきりした方ですよ!』と購入側へ示すためだけのものですので、購入側含めた第三者へ貴方の身元が知らされることはありません。
令和6年4月25日制定